How to make
Playing House Kitchen
おままごとキッチンの作り方
材料
2、天板と背板 + 背板固定用の板
ほどよいアールのある形の板が、既製品でたまたまホームセンター(買ったのはホーマック)で売っていました。
サイズは天板と背板は同サイズのもの。
◆W603*H300*D20mm ×2枚
(アール部分は最大H330mm)
※天板部分はシンク用のお皿を入れる穴と、蛇口を入れる穴をホームセンターであらかじめ開けてもらいます。
大体のサイズは右図を参照。
(シンク用皿のサイズは185mm)
背板をカラーボックスに固定するための板3枚(薄くても硬くて折れにくいもの)。鉄の板状の接続パーツなどでもいいかもしれません。
◆W50*H600*D5mm 程度(大雑把な数字です)
3、正面扉部分の板等
<扉板>
◆W297*H169*D15mm ×2枚
※一枚だけオーブンっぽくするために穴あけしてます。
◆W297*H338*D15mm ×1枚
<棚の中の仕切板>
◆W278*H275*D15mm
<コンロのつまみ部分の板>
◆W594*H60*D15mm
※左から85mmとプラス135mmの部分にドアノブのねじを通すための穴をあらかじめあけてもらいます。穴の直径は5mm程度。
<扉の化粧板(モールディング素材)>
◆1本1mのものを3本購入
※扉をカットした後に、扉の内側10㎜の部分に収まるようにそれぞれのサイズに合わせて斜め45度の角度でカットしてもらいました。
※参考商品(購入したものではないですが、こんな感じのものを使用)
<ドアノブ>
◆扉部分のものはセリアで購入
◆コンロのつまみ替わりに使用しているドアノブはアンティークショップにて購入
※カット時に多少誤差などでますので、サイズはあくまで参考値としてください。
※購入するカラーボックスのサイズによって必要なサイズは変わってくると思いますので、その点ご了承ください。
4、背板部分の棚板とその他部材
◆W630*H90*D15mm ×1枚
◆棚受2個 100均(セリア)で購入
◆棚の下のポール用の丸棒 10φくらいのもの
◆ポールを付ける金具(クロームブラケット 止10φ)×2
◆S字フック(セリア)
6、テーブル部分の素材
<コンロ>
◆100均で売っているコースター2個
<シンク>
◆φ185mm位のサイズのお皿やボール。
※穴に入れたときに落ちずに止まるような形のもの。
※割れるのが怖いという方は割れない素材にした方がいいと思います。
<蛇口(伸びるホース仕様!)>
◆100均(キャンドゥ)で売っているホース用のヘッド
※もともとブルーのものを白に塗っています。
◆ホース部分はこれも100均にて。灯油ポンプの蛇腹状のホース部分を使用。
◆ホースが穴から出ないようにするストッパーとして、同じく100均のホース連結アイテムを使用。
ホースを引っ張り出してもこの連結アイテムの重みで、かなりすんなり穴に戻ってくれるところも良いです。
蛇口は、はじめは穴に普通に接着剤でつけていたのですが、子供の加減を知らない怪力によりバキっと取り外されちゃいました。なので、伸びるホース仕様に変更。
いや~、この仕様を思いついた時にはテンション上がった!
5、その他金具等
<扉用蝶番&ねじ>
◆右側の大きい扉に蝶番3個
◆左下の穴の開いた扉に蝶番2個
<マグネットキャッチ>
◆上記蝶番を使用した扉の受け用に2個
<ねじ>
それぞれの板の厚みに合わせて各適量
<L字の棚受け金具>
◆仕切り板用…小4個
◆天板取り付け用…中8個
◆コンロのつまみ部分の板用…小2個
※天板の取り付けについて、私は棚受けを使わずに木材をかませて取り付ける方法をとりましたが、よく考えたら、たぶん棚受け金具を使った方が簡単だと思います。
作り方
材料さえそろえば、あとはもう気合と根性で黙々と作っていくのみです。
1、ペンキを塗る
天板以外の板材をすべて白く塗ります。
※白の水性ペンキ(ホームセンターで購入)
クロームブラケットも塗っちゃいます。
刷毛目は粗めに塗った方が、なんとなく風合いが出る気がするので、わたしは結構雑に塗ってます。
天板にはブラウンの水性ニスを塗ります。(100均で購入)
白ペンキもブラウンニスも1回塗りで十分です。
まずは片面を塗り、乾いたらもう片面、という感じで作業します。
2、扉にモールディングを取り付ける
作業的には一番楽しくてニヤニヤしちゃう部分。
モールディングをつけるだけで、味気ない扉がぐっと良くなりました。
接着剤は以前に何かのために購入していた手芸用セメダイン。
(もちろん100均…)
案外しっかり着いてくれました。
3、扉に取っ手を付ける
ここからは工具のチカラに頼ります。
電動ドライバーについている細いドリルでねじ穴をあけて、取っ手を取り付けます。
電動ドライバーは私はアマゾンで最安値か!って感じの安いものを購入して持っているのですが、棚づくりに際しては、いかんせんパワー不足を感じました。
これから買う人はある程度値段がしてもパワーのある物の方を選んだ方がよいですよ。
穴あけ作業が多くてめっちゃ疲れるから・・・。
4、棚脚を取り付ける
おままごとキッチンの底面部分にあたるカラーボックスの板に棚脚となるクロームブラケットを取り付けます。
5、カラーボックスを組み立てる
カラーボックスの説明書に従い組み立てます。
ただし、天板を載せる部分の板ははめないで空けておきます。
※背の部分に入れる薄いべニア板が、天板を置くスペースから飛び出す格好になってしまうので、あらかじめ5mmほどカットしておきます。(カッターナイフでいけます)
説明ではわかりにくいと思いますが実際に組み立てると、どういうことか一目瞭然なのでわかると思います。
6、天板を取り付ける
背板を乗せるスペース(後部20mm程度)を空けて、天板を取り付けます。
※金具はカラーボックスの左右内側に各2個、中央の支柱の左右に各2個。
私は木材をかませて取り付ける方法でやりましたが、正直かなり面倒でしたので、L字の棚受け金具などを使うとよいかと思います。
7、正面部分の板を取り付ける
コンロのつまみ部分の板を取り付けます。
L字の棚受けをカラーボックスの側面(内側)とつなぎます。
8、マグネットキャッチを付ける
仕切板とカラーボックスの中央の柱にマグネットキャッチを取り付けます。
9、仕切り板を付ける
引き出しを乗せるための仕切板をL字金具で取り付けます。
扉のサイズをしっかりと図って位置を決めないと、仕上がりが悪くなりますので気を付けて。
(私は下から157mmくらいの位置に取り付けました)
10、扉部分を付ける
扉の裏にマグネットキャッチの受けの部分を取り付けてから、蝶番を使って扉を付けていきます。
11、引き出しを付ける
適当なサイズの箱を引き出し扉に取り付けます。
サイズがそれなりにあってる箱なら何でもいいと思います。
私はたまたまあった仕出し用のおせちの木箱を使用しました。(ちゃんとしたお重ではなくて、使い捨て用っぽいやつ)
サイズは引き出しのサイズより小さいので、扉を開けるときに左右にがたつきます。そういうのが気になる方は、ちゃんとサイズの合ったものを付けるか、引き出しの左右に調整用の木を付けるなどしてがたつきを防いだ方がよいでしょう。
12、背板用の棚を取り付ける
背板用の棚にポールを取り付けます。
小さいクロームブラケットに穴のサイズの合った丸棒を差し込みポールを作り、それを板の下部に固定します。
その後、背板部分に棚受けを付けて板を取り付けます。
13、背板を取り付ける
カラーボックスと背板の部分を固定します。
強度が出るように長めの板を3カ所固定しました。
ただ、やはり内側に対してやや強度不足を感じます。
少々ぐらつきがあるので、背板と天板の部分にも補強の棚受けなどを付けるといいかもしれません。
14、コンロ、シンク、蛇口を付ける
天板部分にコンロ替わりのコースターと、シンク用のお皿、蛇口を取り付けたら完成!
コンロはやや端の方に付けた方が、まな板等を置くスペースが確保できるのでベターだと思います。
あ、コンロのつまみもお忘れなく。
完成!
娘はもうすぐ2歳になりますが、毎日「おままごときっちん!」と言って夢中で遊んでくれています。
作った甲斐がありました。
興味と気合がある方は、ぜひチャレンジしてみてください。